報せを耳にした時は正直、「あ、そういえばまだ生きてた」って気持ちもあったんですが・・・
1965年以来新作を発表してないのだから、もちろん復活なんて期待してなかったけど。
村上春樹の訳が出たことで、「ライ麦畑」のホールデン・コールフィールドは、これからも「上手く折り合いのつけられない人たち」にとってのヒーローになるんだろうし。
そうした人たちはホールデンから卒業できない恥ずかしさを感じながら、大人になってまた、何かを想うんだろうな。
最初に読んだのは姉貴が持ってた「大工よ、屋根の梁を高く揚げよ」。最後に読んだのは、「ハプワース16、1924」。
好きなのは「フラニーとズーイ」、「倒錯の森」、「エズミに捧ぐ」。
ふと気になるのは、沈黙後のサリンジャーが貴重なインタビューで「今は自分のために小説を書いている」と語っていたこと。
だとしたら、彼の家には膨大な量の未発表作品が眠っているかもしれない。
サリンジャーはそれに対して、何か遺言を残してるんだろうか。
もし死後出版されたとしても、それが故人の意向に逆らったものでない限りは、僕は読んでみたいと思います。
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