新しい企画が決まりつつあります。
先に名前だけお知らせしようと思います。





『cherrybonbon秘密倶楽部』です。





何をするのか?
なんなのか?
は、おいおいお伝えするとして。





なんでも名前は「cherrybonbon」。
その秘密を打ち明けます。





幼い頃、大好きだったお菓子が3つありまして。
あ、好きなお菓子はいっぱいあったけど、その中でも魔力を感じるお菓子がありまして。





お菓子は、いっつもひとりぽっちだった私にとって心の友でした。
アンパンマンの新しい顔のように、慰まったり楽しくなったり勇気が出たり。





毎日、コインを握りしめてお菓子屋さんに出向き、お店のおばちゃんに先にコインを渡す。そして悩み倒しつつお菓子を選ぶ。
コインは10円〜100円。日によってまちまち。
ま、100円は遠足のおやつの時くらいで滅多になかったけど。
おばちゃんは、私から預かったコイン総額分に到達したらストップをかけてくれる。
計算ができない私は、買いたいお菓子を選びつつ、まだ買える?コレは無理?じゃ、コレやめてコレは?コレとコレは?あと何が買える?って、いちいち滅茶苦茶面倒臭い少女だったに違いないが、おばちゃんは毎日ちゃんと付き合ってくれた。





そんな思い出も相まって、とってもスイートな記憶になっているお菓子がある。





ひとつ↓











「さくらんぼ」。

ぜーんぜんさくらんぼじゃない見た目と色と味。

ガムでもキャラメルでもヌガーでも現在のグミでもない、表現できない唯一の食感。

腹の足しにならない空気のようなおやつ。

でも時間は稼げる。つまりひとりの時間を潰せる。

ただ、ただ、ただただ、存在が可愛いくて、つい買っちゃう。毎回ほとんどレギュラー。






ふたつ↓













「チューイングBON」。

このお菓子と出会った事で、生まれて初めて読める英語がBONになった。意味は知らない。

ハッキリ言って高い。

板ガムでも丸ガムでもなく、キューブ状のキャンディなのにガム。

背伸びしたい時、特別な時、ヤケクソな時、めっちゃ悲しい時、ひとりが怖い時、買っていた。

高いけど外国から来たお菓子だから特別感が味わえる。実際は国産だけど単純少女ひとみは外国のおやつだと思っていた。

この外国のおやつは、食べ方に相当気をつけなければ、口の中血だらけで鉄の味にすり替わってしまうと同時にキャンディ成分とガム成分がグジャグジャに混ざり合って最後に残るはずのガムは綺麗サッパリなくなってしまう、夢から現実に戻って余計辛くなる、という悪魔のようなシロモノ。

口の中でキャンディー成分をある程度舐め溶かしつつ優しく噛みつつキャンディ成分をすっかり食べ尽くしたら今度はガムとして新たに長く楽しめる、という魔法のようなシロモノ。

超高度な食べ方を要し、間違ったら流血するという、コンプライアンスに乏しく冒険心だけが爆発していた昭和ならではのトキメクお菓子である。






みっつ↓






みっつめは秘密中の秘密です。

口外厳禁でお願いします。






コレ↓













実際に食べてた時の写真が見つからなかったのでイメージ写真です。

「ウイスキーボンボン」。

フワフワと眠ってしまいたい時はコレに限る。

10円でカレー煎餅なら2枚、ヌガーなら3個買えた時代に1個20円もした。

それを1度に2個も買う時があった。

アル中でクレイジーなやさぐれ女のふりして楽しむ時の必須アイテムである。






「さくらんぼ」と「BON」と「ウイスキーボンボン」






私の源。






だから、

なんでも名前は『cherrybonbon』。






cherrybonbon秘密倶楽部。






部員募集中。






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さくらんぼ