「しっかし、さすがに寒いよなぁ」
「…もう。文句以外言えないわけ?」
「はぁ、ココアうめぇ。
あれ、おまえ缶コーヒー? 珍しくね?」
「そういう気分なのっ。文句あるならそれ返せ」
「ないないない、全然オッケー」
「はいはい」
「うっわ、背中向けるか?
しかし寒いけど、星はサイコーに綺麗だなぁ。」
「でしょ。ここ、朝日もいーんだよ。」
「マジ?! じゃあさ、朝までいようぜ!」
「えー、それこそ凍えちゃうって。」
「大丈夫だって。こんな夜空見ながらなら、何時間でもへーきじゃん?」
「さっきは寒い寒い文句ばっか言ってたクセにさー」
「うっせ、オレはロマンチストなんだ。この一面の星空の下」
「ナルシストの間違い?」
「ひでぇ!」

「ところでさ、もうそろそろ14日終わっちゃうけど、チョコくれないの?」
「え、さっきうまいって飲んだじゃん、ホットチョコ。」