夏の蜃気楼に消えてゆく

2人だけの 甘く隠微で刹那な刻(とき)

会いたくて 恋しさがつのり せつなくて

あなたの手にふれたくて

肌の温もりを感じたくて 

より深く 激しく繋がりたくて

刻(とき)を忘れ ひたすら求め合い

幾度となくおとずれる 快楽の波に溺れ

魂がとろけてしまいそうな 陶酔を味わい

このまま永遠に あなたと彷徨えたらな

きっと 素敵なことね

魔法が解けて 目が覚めても

あなたに乱され 満たされた感触が

身体の中に 今も残ってる

不思議な 真夏の白昼夢

全ては 幻影 イリュージョン