だから…改革を!! | ☆ちぇりnoパンダde日記☆

だから…改革を!!

ちょっと社会的に考えるマジメな話です。。

※文章内の青字、『』内は、関テレの取材記事(2006年掲載)からの抜粋。


【JR福知山線脱線事故の報告書漏洩(ろうえい)問題】

国とJRが通々なことは以前から分かっていた。
「事故調査委員会」といっても実態は国土交通省の傘下にあるし、
JRもまだ国鉄色が濃く残っている社風がある…。
正直すごい驚きというのはない…「またか…」って感じ。。。(。`Д´。)

それにより、遺族や負傷者やその家族は事故直後から
国やJRから屈辱を浴びせられてきた…


2年前に事故調が行った事故調査報告の説明会では
誰も納得できる内容ではなく、国の責任も何一つ書かれてない。。。

国からのJR西に対しての指導を求めても、まともな答えは返ってこず、
結局、夜遅くなった為に終わったという結末。。
その後、遺族や負傷者からの質問に対しての返答や
2回目以降の説明会などなく今に至る。。。

あれが誰も“最終報告書”だとは認めてはいない…
内容はとてもお粗末なもので、「やり直せ!!」という声は当時から上がってた。。
あんな仕上がりになったのは、こういう背景があったからか…(-""-;)


事故直後から弁護士会、遺族、負傷者やその家族から
「事故調査の独立」の必要性は求められていた。。。。

関テレの取材記事(2006年掲載)もこう記す。

『JR西日本の
“ゆとりのないダイヤ”などを是正してこなかった国土交通省をはじめ、
行政の不備をきちんと指摘しようとするならば、
調査機関は監督官庁から独立した組織であるべきではないか。』



下記は、あるひとりの弁護士がオランダへ視察行った際の
関テレの取材記事(2006年掲載)より抜粋。

(オランダは)調査と捜査の壁や調査機関の独立問題などを
一挙に解決した。
多くの先進国同様、国の監督官庁から独立した事故調査機関を設け、
事故の再発防止を見据えた徹底的な調査が行われるようになった。

大切な人を一瞬にして奪われた遺族の人たちにとっても
「事故原因究明による再発防止」は「責任の追及」と同様に
その心情に沿ったものだ。
オランダには日本の事故調査に
決定的に欠けている「被害者の視点」がある。

事故という失敗から教訓を学ぶ社会の姿があった。』


今回の件  しても“被害者の視点”がまさに欠落している証拠。
これは今に始まったこっちゃない…( ̄_ ̄ i) ズット言われとやろぉう…パンチ!



日本は事故調査先進国オランダに学ぶべきだっ!

もっと“被害者の視点”で物事を学び、

この失敗からもっと深く考えなくてはダメだっ!



もし、あの事故調の人達やJR幹部の家族や自分達があの電車に乗っていたら
それでもこんなことやるのだろうか…(-""-;)
やはり原因追及を徹底してやるのではないのだろうか…
こういう考えが“被害者の視点”ではないのか???できないのか???

…ごめん、ごめん出来ない人達でした汗


早く色んなことに気付いてくれ!!国とJR!!


本当にこの失態を反省し、学んでほしい。。。

今度こそ!!
真摯に受け止めてくれ…ヽ(`Д´)ノ