高山昭和館
存在を知って、行かずにはいられなかった『高山昭和館』。
昔の当たり前が、今では新鮮であり、憧れでもある。私も幼い頃生きた時代。
映画の看板だけで昭和を表現できる。
入り口に見た事あるようなおじさん人形。(すいませんこれは知らない)奇妙に動く。
元祖「君の名は」
そういえば昨年流行った「君の名は」の舞台になったのが近くの飛騨古川駅でこの高山のあたりも観光客増えたとか。なんかあんな田舎なイメージはなかったけど…都会の人から見たら同じなのか。
昭和館の入り口には懐かしの駄菓子屋さん。
昔毎日通ってたな…今は見ないのが悲しい。
さて、入場料を支払い館内に入ります。
おお!昭和!ALWAYSの世界観!
昭和横丁なる路地が。こういう路地、すごいワクワクする。
怪しい人影が!アムステルダムの飾り窓みたい、エロス!
定食屋の定価表に注目。今の10分の1以下!安い!
おもちゃ屋も最近見ないなぁー。(というかおもちゃも売ってる駄菓子屋か)なんだか寂しい。
なんか後ろの怖くない?眉毛のところに羽根が生えてる。昔のキューピーこうだった気がする。この羽根何だろうって不思議だった。
壁にかかってる何種類もの小さな袋に入ったおもちゃ、こういうのが主流だったけど最近見ないよな。こういうのを台紙ごと買うのにどんだけ憧れたか。
森永の赤ちゃんがちょっと似てた。昭和顔の娘。
床屋。ポスターが時代よね。オシャレな美容院しか最近見ないけど床屋もいつかなくなるんだろうか?
親の実家ってこんな感じだったよな。招き猫があってさ。振り子時計があって。
病院は匂いまで再現されてた。匂いって何気に記憶と結びつきやすい。
昭和の交番といえばこれだけど赤いライト怖いな。
うわー、この時代のこの街行きたい。
日本が一番元気だった時代。
スマホなしで生きれない今の若者に味わってほしい。物がありすぎるのが当たり前のこんな世の中になるなんて誰が想像しただろう。
二階もある。昭和のアイドル達の写真が並ぶ。
ピンクレディーの水着姿見て驚いたけど、今のグラビア界からは想像もできないくらいぺったんこ…すいません。もちろん人のこと言えません。
ファミコンを体験できるコーナーも。
これを知らない時代の若者はファミコンを斬新と思うかもしれないけど、単純すぎて退屈だろうな。それでもファミコン世代で育って良かったと思う。
教室でイマドキ女子がインスタ写真撮ってた。
この年頃だともう昭和なんて未知すぎて懐かしいとかないんだろうか。
私が明治時代を想像するようなものだろうか。
昔ながらのお雛様も。昔の人形って何であんなに怖かったんだろう。やっぱり魂が宿ってたんだろうか。物が大事にされる時代だから、持ち主の想いが宿っていたのかも。
そうそう、こういう人形、女の子なら誰もが通る道だと思うけど、うちの娘も欲しがるんだろうか。
雑誌と一緒になめ猫や月光仮面が。
よぉく見るとクオリティ低すぎて変なおっさんやん。
二宮金次郎像も。
この二宮金次郎像が歩きスマホを誘発するとしてちらほら撤去されているらしいけど、アホらしい時代になってしまったと思う…そこかよ!って。
子供には、物が無いところから生みだす想像力を培ってほしい。
ぜひ昭和時代のように活き活きと生きてほしい。