タンパシリン~ティルタ・エンプル編~
バリ回想記に戻ります。
ウブドから北上し、母の写真にもあったティルタ・エンプルへ。
聖なる泉の湧き出る場所。
バリ・ヒンドゥー教の特徴の一つがこの銅像でも見られるギンガムチェック。
寺院でも必ず見られるのだけどなんか今風な気がして違和感を拭い切れなかった。
人間の顔よりはるかに大きい謎の木の実発見。赤ちゃんでも入ってるんじゃないか。
神木でしょうか。こちらにもギンガムチェック。
入口から緑に囲まれて、見るだけでマイナスイオン感じられそう。
バリ寺院の特徴であるこの半分に割れた山のような入口は、悪いものが入ってくる時に閉じる為の形だとか・・・・・
一つの大木なのだろうか、何本かが絡み合ったのだろうか、とにかくすさまじい。
おっと、またしてもさっきのハーレム軍団。と思ったら男性もたくさんいた。あいのり状態。
父曰く30年前と変わらない、沐浴場がその先にあった。
ここ。人もたくさん。現地人ぽい人も結構いた。
現地の人は大抵お祈りを捧げた後、こんな風にダイレクトで水浴びするらしい。
グラビア風ショットを撮る観光客。
日本人には無い欧米人の無邪気さを見習いたいものだ。ヴィーナスのよう・・・・・
当たり前の様に聖なる水を体のあちこちにかける現地人。
一つひとつに文字が書かれて花が供えられて神聖さが伝わってくる。
それにしてもここも緑が素晴らしい。
遺跡に生えた苔がその歴史により一層の深みを演出している。
丘の上に故スカルノ大統領の別荘があるらしい。
泉の隣にある、また違う入口。こちらに神殿や集会所があり、沐浴の前に祈りを捧げる。
こちらには聖なる水の湧き出る泉があった。透き通っていてすごく綺麗。
よく見ると、不思議な事にボコボコと水が湧き出ていた。この水が先程の沐浴場へと流れ出ているみたい。
祈りを捧げる若者たち。
年齢に関係なく宗教が根付いている。
今の日本からお年寄りがいなくなったら、日本に宗教が無くなるんじゃないかと最近思う。
宗教に対する反抗期ってあるのだろうか。なさそう。
DONATIONボックスに「お気持ち」と書かれているのがかわいらしかった。やんわり単刀直入だな。
猿と合掌。
建築・装飾が素晴らしい。しばしご堪能下さい。
今度はカラフルワンピ軍団のハーレム。
おびただしい。
ここであいのり軍団と記念撮影。残念ながらカップルになって帰国は無し。
この80年代な感じにも感激。
でもこのあたりの土産物屋の強引さにかなり疲れた・・・・・
ちょっと足を止めたら最後。アリ地獄のように逃れられないのだった。
この後バリ一の景勝地でもあるキンタマーニ高原へ向かうも、雨季ならではのスコール(夕立ち?)で断念。ここも母が訪れた地だったんだけど・・・・・残念。
それにしても聖なる山と言われるのに似つかわしくない名前だよなぁ(現地の人すいません)普通に言ってたけど日本じゃ言えない・・・・・