フエイサイ②~スピードボート編~
フエイサイからラオスの目的地ルアンパバーンへ向かう。
メコンを下って行く。手段は二つ。スローボートと、スピードボート。
スローボートは安くて評判もいいけれど丸二日間かかり、途中の町で1泊しなければならない。(しかも宿は現地調達)
スピードボートは高いけれど半日もかからずに到着できる。
迷ったけれど、時間が無い為、スピードボートで行くことに。
早朝のメコンに人がまばらに集まりだした。
出発時間は決まっておらず、人数が集まり次第出発というところがラオスらしい。
スピードボートの実態を知らない私は$46というラオスの物価にするとものすごく高い値段であることから金持ち観光客が利用するクルーズ客船のような船を少しばかり期待していた。
船の先頭にバックパックをくくりつける。濡れそうだし、何かと心配。
で、何?救命胴衣?なぜ?
これが・・・・・想像をはるかに超えるものすごいスピードだった![]()
景色はめちゃくちゃいい。
朝のメコンのこのモノクロな感じがいい。できればゆっくりじっくり味わいたい。
途中、船着場とは思えないところで何度か停まってその度にほっとしてた。
動き出すと船が上下にガタンガタン揺れるからしがみつくのに必死で全身の筋肉が使われる。
とくにお尻が痛くて辛かった。
トイレ休憩の度さらに何人か乗船してくる・・・・・6人乗りのところ9人も詰め込まれてた。ぎゅうぎゅう![]()
客観的に見たらあんな感じらしい。音で表わしたら「びゅ~ん!」
茶色い水面がキラキラ光るのが唯一の癒し。なにせ呼吸もまともにできない。
柳生・・・じゃない、野牛。あちこちにたくさんいた。なぜかすごく美しくみえた。
休憩ポイントへ到着。スローボートで来た場合はこの町で一泊しなければならない。
何の説明も無くここで2時間待たされた。
外国人旅行客は体が大きいからか(船が狭いから)余計にぐったりしてた。

この、船の後部に乗っかってるのがエンジン。
ゆ~っくり時間が流れる。これがザ・ラオス。
再び船に乗り込む。相変わらずの山水画の中にたまに人々の生活が垣間見える。(一瞬で通り過ぎるけど)
水面が鏡になるように人間も鏡になるもんだ。いつも輝いていたい。
メコンで遊ぶ子供たち。
中国四千年の歴史と言わんばかりの風景。墨で描いたようにしか見えない。かっくいー。
日本の子供とは遊び方が違うよな。環境も違うし、性格も穏やかになりそう。
他の船もどんどんぬかしていく。一般道を200キロ近く出して飛ばしてる気分。(したことないけど)
スピードボートに乗って約8時間、無事目的地であるルアンパバーンへ到着。
そこにはザ・ラオスな風景が待っていた。
とにかく8時間、かなりしんどかった。音楽も聞けないししゃべれないし読書もできないし何もできなかった。スローボートだったらハンモックに揺られて音楽聴きながら景色を堪能もできるのに。
振り返ったメコンにサンキュ。
船から降りると開放感と脱力感が同時に襲ってきた。
つべこべ言ってられない。とりあえず街へ出て宿を探さなければ・・・・・
次回はスローボートを希望します。





















