ミュンヘン①
再びミュンヘンへ。約3ヶ月半に及ぶヨーロッパの旅の最後の地だった。
歩行者天国のメインストリートにミュンヘンのシンボル、新市庁舎が見える。
ヨーロッパの市庁舎はどれも同じような外観をしている。
でもこのミュンヘンの新市庁舎は、ドイツ最大の仕掛け時計があることで有名だった。(塔の中央、色が変わっている部分)期待したけれど、意外と人形が回っているだけで、日本のからくりってすごいなぁと思ってしまった。でもとても微笑ましくて平和を感じた。
新市庁舎をのぞいてみると、中庭がレストランになっていた。優雅だ。
カエルの装飾が面白い。
新市庁舎には展望台がある。ここからミュンヘン市街を一望。
双子みたいな時計塔のあるおもしろい教会が見える。
そこへ行ってみた。(いや違うとこだったかもしれない)
この教会、とても綺麗だった。しずく型のライトがなんともかわいい
新市庁舎前の広場はとてもにぎやか
赤が好きな美人がいたり・・・・・
この人、翌日には違う絵描いてた信じられないスピードで仕上げているんだ・・・・・さらに付け足してるし・・・・脱帽
路上オーケストラも音楽は観客を引き込むところがいい
昼間っからビール飲むなんて当たり前。だってここはビール王国
テディベアのコラージュも発見
ポスターもテディベア。
主に食料品。チーズや香辛料、ビネガーやハチミツがたくさん並んでた。
ここでも昼間っからビール酔っ払いが増えると、街が明るくなって活性化につながるんじゃないか?いいねぇ・・・・・この街にはストレス背負ったサラリーマンなんていないんじゃないかと思う。
こういうメッセージ入りのチョコのプレートが売られているのをよく見た。
とっても素敵な贈り物になりそう
ミュンヘンと言えば、ビールともう一つ、白ソーセージ
たくさん店が並ぶ中、ここで立ち食いした。おいしかった
写真ではわかりづらいけど、よく見ると、この建物だけだまし絵だった。窓もレンガも全部絵で描かれている窓から誰かがのぞいていたり、演出がニクイ
それからミュンヘンは意外と自然が多い、特に花が綺麗
ミュンヘンと言えば、ミュンヘンオリンピック事件のイメージが強くてかなりグレーな暗い印象だったから、あまりにも意外で驚いた。こんなに美しい街だったとは
こんなところにオベリスク。ヨーロッパではあちこちにオベリスクが見られる気がする・・・・・
花壇にかこまれて幸せそう。
このオベリスク、道路の真ん中に堂々とそびえ立っている。そのまわりを車やトラムが走ってた。
花壇のチューリップがとにかく色とりどりで、なんだかとても嬉しくなった
オベリスクの直線上に現れた美術館らしき建物。古代ギリシャのイオニア式の柱だ。
こんな昼下がりもなかなかいい。
実はその真正面に同じような建物が鏡に映されたように建っていた。よく見るとこっちはコリント式。
ミュンヘンの道端に植えられたチューリップが好きだった
何気なく歩いているのが楽しくなる♪
チューリップごしに見るカップルは嫌味がない。
夜はオペラ鑑賞。最後の最後に、ようやくバレエじゃなくてオペラを見られる
オペラ座の中はまるでお城
そんなお城に続々と現れるセレブ達。このオペラ座は、今までの中で最もセレブ率が高かった
間違えてセレブ用のトイレとか行ったらみんなドレス着てて恥ずかしかった
最上階の席だった為、目の前にゴージャスシャンデリアが・・・・・恐れ多い
VIP席もあった。一度でいいからあそこでドレス着て見てみたい。
オーケストラと観客を真上から見下ろせる・・・・・アリんこくらいちっこいけど
このオペラ、思いっきり現代劇で、セットも全てモダンだった。ゴテゴテの古典劇を期待していた私としてはちょっと残念・・・・・けどなかなか見られない気がして良かった。
それにしてもドイツ語さっぱりで、しかも現代劇だし場面転換も無いからほとんど内容わからなかった
とにかく最後は悲劇でやっぱり主人公が死んでしまう系だった。今回ヨーロッパで見た全ての劇が悲劇だったな・・・・・何でみんな悲劇が好きなんだろう。シェイクスピアの影響かな・・・・・
外に出るとようやく夜になってた。このころ、夜9時近くまでまだ4時くらいの明るさだったから、夜9時頃にホステルにいることがなんだかためらわれた
実際、25人くらいのドミトリー部屋だったけど(過去最大の人数だった)、夜10時でも誰もいなかった・・・・・だから私はぐっすり寝られたわけだけど。(でも逆に朝起きても誰も起きてないから真っ暗だった)
オペラ帰りに見た夜の新市庁舎。なんだか怖ろしい迫力があった。
かっこいいけど、こわいなぁ。