天上天下 | ・・ 夢と現の朧なる ・・
天上から下界を見渡すが如く。


たかが地上10階程度の高さから地上を見渡してみる。


辺りに高層ビルの少ない場所では地上10階程度でも充分に見渡すことが出来る。


空は灰色の雲で覆われて、間もなく雨が降るとカウントダウン。

そうして眺めていた地上は、気付くと傘の花を開かせた通行人でいっぱいになる。


いよいよ降り出した。

透明な檻に隔てられ、天上から下界を見渡すが如く。

雨など露知らぬ顔で席を立った。