春一番が吹いたとさ。
夜の雨は春の雨。
だけど明日は寒いとさ。
そんなこんなで真夜中3時。
久しぶりに水彩で絵を描きたいと思い、構図もおぼろげに浮かんでくるのだけれど、本当におぼろげでまとまってこない。
実際に何か描けば見えてくるのかもしれないけれど、まだ手を付けていない。
ぼんやり浮かんでくるものは水彩らしい、味のある仕上がりということだけは見えている。
だけど残念なことに、実際に描いてみて想像通りに仕上がる可能性は低い。
何故なら技術が追い付かないから。
何事もきっと、そう。
頭で分かっていても、感覚を想像するところまでは出来ても、技術が伴わなければ実現できない。
たとえば、空を飛ぶ感覚が夢の中なんかで体感済みで想像できたとしても、実際に自分の体には飛翔するという技術が備わっていないみたいな、そんな感じ。
いや、それは喩えが飛躍しすぎているけれど。
実現するには、やはり描くという技術を磨くしかない。
今はどんなに難しくても、少しずつ、少しずつ重ねていけば、いずれ今とは違う完成品に出会えるに違いない。
だから私は描くことを止められない。
結局、こんなに悶々と悩むことも苦にならないくらい、好きなことなんだなって思う。