今朝、何の気なしにやって来た電車に乗り込むと、車内の空気が驚くほど清涼だった。
ふわぁ~っと。
さらぁ~っと。
なんだか車内の色彩まで明るいように感じて、よく見ると女性専用車両だった。
自分が男性じゃなくて良かったと思った。
気付かずに、間違って乗っちゃったら男性的にはアウェイにも程があるよね。
たった一両、隣の車両に移動するだけの距離がこの上なく辛いよね。
もしくは、一駅耐久プレイ。
まあともかく、色彩が明るいのも、空気が清涼に感じたのも、やはり女性ならではの事なんだろうと納得。
…で。
吊皮に掴まっていた私の目の前に座っていた、恐らく20代と思しきお嬢さんに目を落とすと、寝姿が大変なことになっていた。
座り方とか行儀ってレベルじゃない。
アレは完全に、寝姿。
あまり深く腰掛けないまま背中を完全にシートに預けて、仰け反るように後頭部が窓ガラスに密着。
なのに顔だけ俯いているので顎が消滅して首と一体化。
いや、それだけならまだ「あなた、お顔が…」で済んだけれど、問題なのは足元。
ショートパンツを穿いてはいるものの、ものすごい開脚っぷり。
そんな豪快な開脚は、イマドキ男性でも珍しいよ!と言いたくなるほど、完全に両足が脱力開脚状態。
これは、男性の視線が無いが故の油断から来る姿勢なのだろうか。
だとしたら、あまりにも残念なことだ。
女性専用であるが故に女性の品位が損なわれているのだとしたら、それについては考え直さなければいけないだろう。
女子校に抱く幻想の縮図というのが、この女性専用車両に見られる光景なのかもしれない。
そんな事を思いながら、朝の車内を過ごす私だった。