気配 | ・・ 夢と現の朧なる ・・

私の住んでいるマンション、築30年近付きつつあるなかなかの中古物件。


だけどマンションが出来た時は私の部屋の窓からの景色も、そこまで悪くはなかった。



そして時代は流れ、周辺の建物の様子が変わり、私の部屋の目の前には新しいマンションが建った。


距離にして10メートルほどの場所。


ベージュのレンガ造りで、擦りガラスの窓が点々と見える。


辛うじて青空は見えるものの、窓を開け放って顔を出す気にはなれない環境。




そんなお向かいのマンションが、先日から改修工事に入った。


工事の音がとても近い。


近くても、まだ目に入らなかったときは構わなかった。


それが。



今朝からついに目の前の階層にも足場が組まれて、地上4階の高さにまで作業員の姿が見えるようになった。


私の机は窓に面していて、作業実態が目の前に見える。


都合により昨年窓辺に導入した暖簾と、レースのカーテン越しに思いっきりよく見える。



作業員の姿は無くても、すぐ側で作業をして言葉を掛け合っているのが聞こえる。


思いっきり至近距離に人の気配…。




集中できない!!!!




妄想も創作もお絵かきも何もかも、自分の世界に入って初めて出来ること。


作業中は家族からも遠ざかって部屋に篭っている私なのに、こんな目と鼻の先に人がウロウロしていたら気が散るったら無いのですよ!!


たとえ向こうさんが私の手元を覗くわけでは無かったとしても、人の気配があることがもうムリなんですよ!!



かくなる上は、昼間でもカーテンを閉め切って音楽を流すしか無いのです。


こんな晴れた日、心地好い気候なのに閉め切った部屋でインドアを満喫するしかないのです。



窓を開けてたって占めてたってインドアには変わりないんだけれど。






あぁ…私ってつくづく一人が大好きなんだな…と思う瞬間。