私は、本を読まない。
読書というものにとんと興味が無く、
むしろ小学生の頃から読書感想文なんか大嫌いで、
作文なんかもっと嫌いで、
自由課題のノートなんて学年でも一番書かなかったんじゃないかってくらい、
とにかくとことん『文字』とは縁のない生活を自ら選択していた。
それが何をどう間違えたのか、
それとも当時の反動なのか、
中学生の終わりの頃から文章を書くことを始めた。
内容の程度はともかく、それは現在まで続いている立派な趣味になった。
今、新しく仕上げたものが一作ある。
数年前に頭の中に浮かんだ構想を、ようやく形にしたものだ。
形になったら、誤字脱字や表現の不自然さのチェックをすることになるが、その作業の前に私は大抵一度は作品から離れる。
離れないと、ニュートラルな気持ちで内容を振り返ることが出来ないからだ。
ちょうど、書き上げてから一ヶ月。
そろそろ振り返っても問題ないかと思い、今日になってようやくチェックに入った。
チェックを開始したのは、恐らく午前10時。
合間に食事や諸々席を外してはいるものの、終了したのが23時近く。
…読むのが遅い上に、表現を考え直しながら読み返すにはボリュームが有り過ぎる…!
平素から文章を読むのが早くないことは自覚している。
それにしたって、こんなにも読むのが遅いものなのかと愕然とした。
無責任なことに、文字を書き連ねて話としてでっち上げるだけなら、決して遅くはないと思う。
それが、内容を読解しながら読むとなると…更に推敲するとなると…。
ともかく、第一回目の推敲終了。
完成と言い切るまで、自分の性格上あと二度ほどは推敲しないと落ち着かないだろう。
だがしかし、途方も無い作業だと知って覚悟を改めた。
問題は…今月中にサイトに掲載予定!と豪語したことくらいで…。