*創作物* 妖狐伝 第参章 掲載(挿絵1枚)
怒涛の『妖狐伝』掲載WEEKでございます。
さすがに1週間で完結という訳にはいきませんでしたが、佳境に差し掛かる第参章。
皮肉な運命は近付くとねじれて、想うままにはさせてくれません。
「痛々しい」という感想をしばしばいただくお話ですが、登場人物には、痛みに見合うだけの想いがあるからこその痛々しさです。
痛くても、苦しくても、悲しくても、その人を愛した想いを前にしたら、すべては些事なことに変わってしまう。
想いに支配されて、想いで支配する。
途方もない感情の行き先は、純然たるやさしさを持った愛だけに満たされている。
何も無いから、何もかもを捧げられる強さを持っている。
矛盾と混沌とする想いの中で、相容れない境遇に立たされた二人の選択肢をどうぞ見守ってやってください。