夏に咲き初める | ・・ 夢と現の朧なる ・・
そんなの知らなかった。

気付いてなかった。



そんな言葉で誤魔化してしまえば、それきりなのに。


あなた はあまりに素直で、

どこまでも無防備で、

苦しいくらいいとしいから、


想いを止められなかった。

ふたり の時間を動かした。



あなた が永遠を思わせてくれたから。

動くことは終わりに近付くことではないと、感じさせてくれたから。



泣きじゃくりながら、
胸の奥にひそんでいた想いを吐露して、
しがみついてくる体。



あなた が居てくれて良かった。

あなた と出会えて良かった。

あなた に伝えられて良かった。



動き始めた時間の中で、

あなた は今まで以上に輝くから。




~君に揺れる、夏 Side:R