午前11時
亀戸駅で待ち合わせて、のんびり歩き出す。
公園を抜けて、
川沿いを歩いて、
小松川千本桜を見て、
サンドウィッチのお昼ご飯。
お花見だったらにぎり飯が良かったかな?
とか、
お酒はいらなかった?
とか、
楽しく言い合いながら過ぎるのどかな時間。
荒川沿いを歩いて民家の方に戻ると、桜の木の上から鶯の声。
近付くと、鶯が啄んだ桜の花が風の間を舞うようにひとつ、またひとつと降ってくる。
穏やかな陽射しとやわらかな風の中、薄紅の花に束の間の虚ろを夢見た。
どんなに凍えても、時は巡り春が来る。