私が小学生のときに出会った漫画の話
『やじきた学園道中記』
三歳のときからの幼なじみの家にあって、
自転車の籠に入るだけ借りては読んで、
続きを借りて、
いつしか全て買い取っていた。
中学生になると、揃っていないところから少しずつ買っていって、
気付けば29巻。
そして連載は長いことお休み。
それが、昨年からようやく連載再開。
タイトルも心機一転、
『やじきた学園道中記 Ⅱ』
更にコミックスに
『1巻』
と印字されているのが嬉しくてならない。
やじきたコンビはこどもの頃の私にとって、憧れのお姉さま。
下町育ちで気風のいい江戸っ子でありながら、ナイスバディで快活美人のやじさんこと矢島順子と、
冷静沈着でインテリな風体でありながら、訳ありでバイト三昧のクールビューティーきたさんこと篠北礼子。
望もうと望まざると、転入した高校で起こる事件を解決しては風のように転校していく二人。
示し合わせたわけでもないのに、転入する度に鉢合わせるくされ縁。
舞台背景が昭和ということもあって、番長が出てきたりレディースが出てきたり、ディスコなんかもチラっと出てくるレトロな味わいが読んでいて心をくすぐられる。
そんな時代を舞台に、ケンカの腕っ節が強くて生き様はしなやかで、人情に溢れた姿がいとおしい。
彼女たちの年齢をとっくに超えてしまった私だけど、そう思う気持ちは今でも同じ。
憧れのヒロインたち。
これからも二人の活躍を読めると思うと、続きが楽しみでならない。
