無題 | ・・ 夢と現の朧なる ・・

一般人に公開された、


そこは写真で見るだけでも明るくて、


整然としていて、


そして素っ気ない空間だった。




人として生まれて、


人として育って、


なのに人の道を逸れて。




そして再び人としてゆけるように、


どれだけの支えが必要なんだろう。




四角い箱の中、


四角い枠の中、


天に昇れず地に墜ちる。




人はどうして、


人であって、


人ではなくて、


そこに立つのだろう。




消えない罪と癒えない傷と報われない想い。




どれだけ深い感情に縛られても、


最期は四角い穴の底。




それは、世界がピリオドを付ける瞬間の儀式。