もう驚くまい、何も思うまいと思っていたのに、今日もまた彼らは私を突き放してくれた。
その名も、
『天装戦隊ゴセイジャー』
見習い護星天使たちが、悪と戦い地球を護るヒーロードラマ。
2週間前、敵の大ボスと最終回張りの激しい戦闘を繰り広げた。ボスもろとも敵の軍団は滅びた。
「ああ、終わっちゃうんだ」
ありえないと知りつつ、そう思った。(まだほんの15話程度しか放映していないのに)
先週、レッドの宿命のライバル的存在が『お前を倒す一念でここまできた!』と、甦った。
レッドを覗く4人が戦闘不能にまで負傷し、全てを託されたレッド。
彼の実力は、明らかにライバルのそれに追いつくものではない。
「ああ、終わっちゃうんだ、今週こそ」
ありえないと知りつつ、またしてもそう思った。(劇中で来週以降の展開に結びつく伏線をバッチリ見せられたにも関わらず)
そして今日。
新たな敵が地球を侵略する為に現れた。
彼らは、地球を汚染しまくって毒にまみれた『住みやすい地球』に作り変えて自分たちのものにしたいらしい。
大昔に比べて汚染された地球は、彼らにとってより力が湧いてくる環境だそうだ。
地球を守る(=星を護る)のが使命の天使たちは、敵の汚染攻撃で力を弱められてしまう。
ピンチに陥ったそのとき、彼らの前に姿を現したのが、厳ついアーマーに身を包んだ護星天使のマークを持つ者。
その名も、『ゴセイナイト』
…追加戦士来た上に、ナイト?騎士?!
天使たちはそれぞれ、空・大地・海の属性からなる種族に属し、種族ごとのエンブレムを持っている。
だが、ゴセイナイトは全ての種族のエンブレムを持っている。
地球を汚す者を排除するのが使命らしい…けど…どうも、人間っぽくない。
メタルヒーローを思い出すスーツや、剣と銃のデザインに、「あいつ、何者だ?!」ってなっている作中のゴセイジャー同様、見ている私まで『…ポカーン』
そして最高に印象に残ったのが、敵に向かって
『地球汚染源 発見!』
と、サーチシステムが無機質な音声で言うと共にレーザー発射!
…地球汚染源 発見…。
地球環境保全とかエコとか凄く大事だと思う。
汚染するものを懲らしめるのも大事だと思う。
誰より強くて、巨大化もして、すごいキャラだと思う。
見習い天使たちが仲間意識を持って近付いても、シレっとしているクールっぷりもどこか使命感の強さを感じさせる。
だけど何だろう…ゴセイナイトを見ていると、「カッコイイ!」よりも、どこか取り残された気分になるのは…。
まだまだ、ゴセイジャーを熱く応援する気持ちが足りないからか?!
足りないからだな?!
…回を重ねるたびに私とゴセイジャーの溝が深くなっていく気がしてならない…。