志 | ・・ 夢と現の朧なる ・・

一度二度と見ているものの、録りためていたアニメやドラマのデータを整理していた。



消すべきか。


残すべきか。



その中でも、一番吟味が必要だったのが『侍戦隊 シンケンジャー』



この期に及んでまだ、私はシンケンジャーといい続ける。


だって好きなんだもん。



そして、序盤~中盤~終盤と見ているうちに、すごく感じた。


キャストたちの顔つきの変化。



最初から登場していた五人については、それなりに変化を感じていた。


みんな、確実に綺麗になっている。


カッコイイとかカワイイというだけではなく、本当に美しさが増しているのだ。



だけどあの人、梅盛源太こと相馬圭祐に関しては、見比べたことがほとんど無かった。


源ちゃんというキャラクターが好きでありながら、初登場の回を見直したのは今日が初めてに近い。




はっきり言って、ゴールド=梅盛源太初登場の頃、彼はモンチッチのように見えた。




モンチッチ。



…かわいい。


決して悪い意味で言っているのではない。


あの、短めに刈った髪とクリっとした瞳、小さな顔。


何というか、バランスがモンチッチ。


それに加えてコミカルな演技。



それが、二~三ヶ月もするとかなりの男前に変化し始める。


十臓が手負いの丈瑠に勝負を挑もうとして、庇う辺りなんか、かなり今現在の源太を思わせる顔。



人に見られることで美しくなるとは言うけれど。


一年もの間ドラマに出続けたら、美しくなって当然なのだろう。



俳優やタレント、ミュージシャン、アスリートに綺麗な人が多いのは、その職業であるからこそではないだろうか。


勿論、素地がそれらの職業に相応しい人物である、という前提は外せない。



造作がずば抜けて美しいとか、愛らしいとか、逞しい、コミカル、個性的等、色々ある。


けれど、それぞれの特徴の上に美しさを重ねてゆく、特異な職業である。



そう言ってはみても。



やはりそこには、彼らが人前に立つための、プロとしての意識を持っていてこそだろう。


思いは実現し、現実が思いをより大きくしていく。


だからこそ、前進をやめない人は美しい。



人はただ、のんべんだらりと生きることも出来る。


毎日を生きるために通り過ぎることが出来る。



それでも。


胸の中に一つだけでも。


志を抱いて生きればこそ、その生き方は一層輝いていく。




だ ろ う な ~




なんて思いながら。



データ整理に半日費やして、おやつ食べてぼんやり過ごしていた私に、輝く未来はあるのか?!


甚だ難しい問題であった。