相反 | ・・ 夢と現の朧なる ・・
わたしはひとりだった

わたしは孤独だった


誰とも分かち合えない夜を

いくつも渡った



ひとりでいること

痛くもかゆくもない


孤独であること

辛くも苦しくもない



そう思い込むことで

本当の気持ちから逃げた

逃げなければ

堪えられないことに

気付いてしまっていた



それでも



淋しいことだと

悲しいことだと

気付いていたことが

唯一の救いだろう



かつて

わたしを愛した

母のぬくもりを記憶している証


ぬくもりを知っているから

孤独を理解する心がある


今は

そう思える

強さが生まれた