相反わたしはひとりだったわたしは孤独だった誰とも分かち合えない夜をいくつも渡ったひとりでいること痛くもかゆくもない孤独であること辛くも苦しくもないそう思い込むことで本当の気持ちから逃げた逃げなければ堪えられないことに気付いてしまっていたそれでも淋しいことだと悲しいことだと気付いていたことが唯一の救いだろうかつてわたしを愛した母のぬくもりを記憶している証ぬくもりを知っているから孤独を理解する心がある今はそう思える強さが生まれた