夜間遊泳 | ・・ 夢と現の朧なる ・・

夜霧に霞む月は朧


照らす光に滲む世界


揺れ 舞う 君は


幻か


指をすり抜ける幻か




夜霧に踊る君は儚く


照らす姿に熟れる心


濡れ 乞う 君に


応えよう


指を捕えて応えよう




触れる吐息に交じる瞳


霞む現の向こう側


胸の内には君だけを




浮世の雫に沈む記憶


二人の終わりを刻む果て




かえらぬ真<まこと>を泳ぐ罪