憎しみの色は心を埋め尽くしていく。
空を見ても、
海を見ても、
風を感じても、
わたし
を
癒してくれない。
あなた
に
認められるために、
何だってしたいと思った。
何だってしようと思った。
『よくやった』
その一言が嬉しくて、
もっと頑張れると思った。
だけど、
もう、
ダメなんだ。
あなた
が
わたし
に
言うことは、
わたし
の
心では、
頭では、
気持ちでは、
受け止めきれない。
そんな仕打ちを受けるために、
ここまで来たんじゃない。
必要とされたい。
だけど、
こんなカタチで必要とされるなら、
それは望まないカタチだ。
『あなた、何も知らない』
知りたくもない。
知ったところで、
この気持ちは変わらない。
憎しみの色が全てを飲み込むだけ。
たったひとつ。
変わったのは。
必要とされることよりも、
必要とする気持ちを選んだこと。
わたし
は
わたし
の
ために。
現実に向かうことを
選んだこと。
そこには、
清々しいくらい、
苦しさも、
悔しさも、
恐ろしさも、
何も
無かった。