着付教室主催の『源氏物語千年紀記念講演』でした。
本日は、その講演で公開される装束のモデルを。
公開衣裳は、
1、大君姿(おおきみすがた)
2、汗袗(かざみ)
の二点。
私は、汗袗のモデルをさせていただきました。
汗袗は平安時代に貴族の女児が着たもので、宮中に伺候する時に着たそうです。
要は、十二単が女房(宮仕えする身分の高い成人女性)装束だとすれば、
汗袗は女童(めのわらわ:宮仕えする身分の高い未成年女児)の正装だと思ってください。
モデルしながら、今日勉強した事なので…説明はそのくらいで簡便して(笑)
予め、小さいモデルさんということで指名を受けたのですが、
実際行ってみたら、12,3歳の女の子が着る装束だって…。
何歳サバ読みですか?!
まぁまぁ。
メイクマジックで、笑っちゃうほど完璧な女児を装って参りました(笑)
衣裳は十二単よりも軽いはずが、子供らしく細身に着付けるため、
先生方が技術を駆使した結果、モデル的にはかなり大変でした。
衣裳の重みが身体の中心に寄って…。
(十二単は、肩全体が重かった感覚があります)
ちなみに、大君姿とは、源氏物語で光源氏が着ていたものです。
皇族男子のみに許されたもので、冠に直衣を着て、裾(きょ)というものを後ろに長く引くのが特徴。
当時、参内の際は束帯が正装とされていましたが、冠直衣姿が許されたのは身分の高い方だけ。
束帯よりも直衣の方がラフな衣裳とされていたから、それを着て正式な場に出る事は相当な階級ってことですな。
まぁ、某マンガやドラマ等でよく見る、冠被って白い直衣姿の光源氏を想像していただければ、それが大君姿です(なんてアバウト)
ところで。
この汗袗の衣裳は、今回初めて使うものだそうです。
なので、初めて袖を通させていただきました♪
講演自体、三回あるのですが、東京公演が初回なので本当にラッキーでした。
しかも、十二単以上に着られる機会の少ない(というか、本来ならば年齢的にNGな)衣裳なので、とっても嬉しいです。
例によって例のごとく、着付けていただいてから自由になれる時間が無かったので、
光源氏とのツーショットや自分撮りは出来ておりませんが…(残念!)
どこかから、写真が湧いてくるといいな~(笑)