酔いどれの月 | ・・ 夢と現の朧なる ・・
冷たい風の中

ほの白く灯るような

儚い人影



夢でも見ているようで

眩しいような錯覚を覚えて

目を細めながら見た



ヒト?

レイ?



正体を露わにしない姿が幻想的で

どちらか分からない事に

より一層心は惹かれる







よく澄んだ空気

寒い冬の日

深い紺色の夜空

煌々と照らす月





別に

それが何者であっても

こんな夜は構わない



酒の肴に心地良い



美しい姿を興じるのに



正体なんか必要ない