庇護 | ・・ 夢と現の朧なる ・・
頭の中で急速回転。

どこで何が起きたのか、思考が追いつかない。



あなたがいけないのよ?



握る大きな手の平の力。

自分の小ささや弱さを見せ付けられるみたいで悔しくて。



あなたがいけないのよ?



守られたいとか愛されたいとか、

そんな生ぬるいお姫様でいたくない。



わたしの力で立って、歩いて、

時には戦いたい。



それなのに。



わたしを背中に隠して矢面に立つなんて。

わたしを抱き締めて寒さから守るなんて。

まるでわたし一人じゃダメみたい。



あなたがいけないのよ?



ぜんぶ、ぜんぶ。







あなたがいけないの。