頭の中で急速回転。
どこで何が起きたのか、思考が追いつかない。
あなたがいけないのよ?
握る大きな手の平の力。
自分の小ささや弱さを見せ付けられるみたいで悔しくて。
あなたがいけないのよ?
守られたいとか愛されたいとか、
そんな生ぬるいお姫様でいたくない。
わたしの力で立って、歩いて、
時には戦いたい。
それなのに。
わたしを背中に隠して矢面に立つなんて。
わたしを抱き締めて寒さから守るなんて。
まるでわたし一人じゃダメみたい。
あなたがいけないのよ?
ぜんぶ、ぜんぶ。
あなたがいけないの。