目の前 白霧の中
爪先 泥と戯れ
踏みしめた足裏 なまぬるい記憶
溢れ返る 汚濁した感情
止め処なく脳内 駆け巡り
指先まで染みていく
染み渡った末 張り上げた声
誰の耳にも届くことない 雄叫び
暗澹たる太陽に こだまする
どんなに吐き出しても からっぽにならない
私の中の吹き溜まり
この心 晴れる日は来ない
知りながら それでも叫び続ける
誰かに気付いて欲しい?
生やさしい気休め 頭蓋の奥から拒絶
吐き出せ
吐き出せ
吐き出せ
生き底無い 死に損ない
穢れ無き口唇 覚りの音
突き刺せ
突き刺せ
突き刺せ
誰の耳にも届くことない 雄叫び
暗渠の岐路へと 流れ逝く