紡いでも 紡いでも | ・・ 夢と現の朧なる ・・
垂れ流しのテレビ



横たわる父



寝込む母



知らん顔の弟



リビングにポツンと



わたし



真っ暗な部屋



ほの白く浮かぶPCの画面



静かに回るクーラー







セカイの終わりみたいに凄惨な歴史が語られる







平和なセカイに生きているのに



ここが現なのに



わたし







置き去りにされたみたい



どうして?



今もどこかで



似たような歴史が紡がれて



繰り返されて



終わらせてはいけないものを終わらせて



終わらせなければならないものが続いていく



連綿と



続いていく





そんなセカイに



生きている