昨年末のヨーロッパ周遊旅の前日にベルリンフィルの豪華なコンサートを訪れたときの思い出を書くのを忘れてしまっていました。。。

 

この時、まさに、人生初のベルリンフィルの演奏会でした✨

 

 

仕事の休みが取れることが判明してすぐにチケットを予約!あと本当に数席しか空いていなかったのでもう少し遅かったらアウトでした、、ラッキーでした*

 

 

初めて行くベルリンフィル の本拠地、初めて聴くベルリンフィル はどんな響きなんだろう、お客さんはどんな人たちが来ていて、どのように過ごすんだろう、なんていろいろと楽しみにしてついに会場に到着しました。

 

この日のプログラム。

 

演奏:ベルリンフィルハーモニー

会場:ベルリン/ベルリンフィルハーモニー

指揮:ダニエル・バレンボイム

ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

演目:ベートーヴェンピアノ協奏曲2番、ブラームス交響曲3番

 

 

しかもこの日のコンサートマスターは樫本大進さんでした!✨

 

 

1時間前に会場するのですが、会場して15分後くらいからコンサートの概要説明みたいなものを聞くことができる回があったので、参加してみました。エントランスから入場して入って進んでいくと開催場所にたどり着けました!すべてドイツ語なのですが、内容充実していて30分ほどありました。

 

その説明によれば、アルゲリッチとバレンボイムは2人ともアルゼンティン出身、10代の頃からの知り合いで友人でもあるそうです。そもそもこの日までアルゲリッチがアルゼンチンのご出身とは恥ずかしながら知らず。。。😅

祖国が同じ、幼なじみで、世界最高峰の舞台で、しかも80歳まで活躍し続けているとは、本当に素敵だなと思います。

 

こういう情報、インターネットで調べれば出てくるのかもしれませんが、自分の場合はあまり事前に下調べせず感覚のまま演奏を聞きがちなので、、、演奏会前に短時間でインプットできるのはありがたいです。これは当たり前かもしれませんがプログラムも案内もドイツ語表記なのでドイツ語を勉強していて本当よかったなと思う瞬間でもあります。:)

 

まだまだすべて理解できるわけではないのでもっと単語を増強して頑張ろう!という気持ちになります!

 

 

 

少し幸運な?ハプニングが。。

 

初めてのベルリンフィルハーモニーだったので、席の見方がよく分からず、RとLを間違えて座ってしまっておりました。。。

最初に間違って座った席で、隣にいらっしゃったタイ出身の女性がどこ出身ですか?と話しかけてもらい、そこから少し会話したのですが、なんとアルゲリッチのおっかけをしているそうです。世界中をまわっているとか。。。

 

そんな楽しい話をしていた時に席が違うことに気付き、移動することになってしまい、また今度会いましょう!なんて話して寂しく席を移動しました。ずっと話していたかったです。笑

 

でも演奏会に来ているクラシックファンの方と少しでもお話できてとてもワクワクする瞬間でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
演奏はそれはそれは素晴らしいもので、スタンディングオーベーションでした。ベートーヴェンのピアノ協奏曲はピアノの音が透き通っていて美しかった。。。アルゲリッチのオーラが素敵すぎて私はひたすらアルゲリッチを見ていました。
 
実は最初アルゲリッチが抱き抱えるようにしてバレンボイムと登場したのですが、アルゲリッチが十分にスタンバイする前にバレンボイムが指揮棒を振り始めたため、アルゲリッチがあらっとする場面がありました。たださすがベテラン、アルゲリッチは観客席にニコっとして演奏し始めました。素敵すぎる。。。。。
 
 
これまでyoutubeでもテレビでもずっと見ていたお二人だったので、夢なのか現実なのか、、、というような夢のようなひと時でした。
 
 
樫本さんのお姿もこの時初めてみたのですが素敵でしたー。。なんと帰るときに楽屋口?から出てくる樫本さんのお姿を見かけました!!!そのままものすごい勢いで駐車場に去っていかれました。素敵なオーラでした✨
 
 
 
今回の演奏を聴いてみて、ベルリンフィルの別のプログラムの演奏をもっともっと聴いてみたい!と強く思い先日ブログにも書いた、ティーレマンのブルックナーの公演を予約するに至ったのです♪