結局夜中の間に点滴で食塩水1.5リットルほどを入れたらしい。


ちょうど週末で、上の子はお友達の家にお呼ばれしていたので、預かってもらって私は病院へ向かい、夫とバトンタッチした。



個室はこんな感じ。奥が付き添い用の簡易ベッド。

写っていない手前がトイレ、洗面所、シャワー一体型のRestroom 。

冷蔵庫やケトル、収納棚なども一通りあった。

これは退院前の写真。
入院中はトイレ以外ほぼベッドの上にいたので、退院日は起き上がって歩いて笑顔で写真を撮れたことに安心した。
窓の外はローカルな世界が広がってました。

これより広いスイートになると、付き添い用ベッドが簡易ではなく患者用と同じサイズで、

部屋も2倍ほどにキッチンまであったらしい。

夫が確認の上、そんな広い部屋不要なのでこの部屋に。


そして、夫の言っていた通り、蚊が定期的に現れるガーン

定期的にトイレに薬を撒きにスタッフがやってくる…

なんと病院の裏が溜め池ゲロー





入院期間は4泊だったが、この間重宝したのは

カップ麺や缶詰

前半は付き添いの私達のごはんに、後半は食欲出てきた子供に。


うちの子はおかゆやうどんなどは全く食べず、

全く食べないか、病院食のドーサか、

食欲が出てきたらカップ麺などのジャンキーなものを欲した。


そして脱水解消のため、どんどん水分をとらせないといけなかったのだが、ここで大好きなアップルジュースが大活躍。


常に摂取水分量と尿の排出量をメモするよう言われており、

夜間付き添い担当の夫は

1時間毎に子供を起こしては水分摂取とトイレのお世話アセアセ(点滴が繫がっているので、トイレのときは看護師さんを呼ばなければならない)



結局、

発熱7日、発疹1日、その後は水分と血小板数値とのにらめっこ。


血小板は通常17万以上のところ、26000まで下がりましたが、

食欲の復活と共に血小板も3万から1日で13万まで爆上がりするなど、回復に転じてからはメキメキと元気になっていきました。

退院日には朝からレトルトハンバーグ食べたし…


血小板が1万を下回ると輸血することもあるらしい。


その後一週間自宅でゆっくり体力回復。

学校を休んだのはちょうど2週間でした。


それから、退院時にワクチン接種記録を見せるように言われ(今更?!ガーン)

母子手帳とインドに来るための各種ワクチン接種記録を提出。


母子手帳に記録されている予防接種日は全て和暦で判子が押されているので、インド赴任前に手書きで全て西暦を書き足していたのだが、

ここに来てようやくそれが日の目を見ることに 笑



ちなみにいつ蚊に刺されていたか、本人も私も気づかずアセアセ


が、学校で刺されたのだと思っている。

この頃、学校でデングが大流行し、友達の子やママ友、先生など

脅威の流行状況でしたアセアセ



ロシアンルーレットと書いたけど、同じ学校の日本人で、家族の誰かがデングにかかったことがある人の確率は2〜3割以上の感覚…

高すぎない?えーん恐るべし…



お友達には、上の子を学校から家まで送ってもらったり、預かってもらったり、

話を聞いてもらったり、本当に助けてもらいました。


入院中、それを上回るほどのショックな出来事もあり、本当にインドに来て以来一番ボロボロになりましたが

皆さんに支えてもらいながら、悪夢の数週間は終わりました。




ちなみにインドで蚊対策といえばこちらオドモスシリーズ。


モスキートバットで検索すれば、

折りたたみ式、スタンド式、様々なタイプのラケットが出てきます泣き笑い



様々なインドトラブルを経験してきたけれど

デングはやはり次元が違いました。

健康第一、それに尽きる…


できる限りの対策はすべき、ただ

それでもロシアンルーレットな部分は除去できない気もするし、感染したからと言って自分を責めることでもない気がする。


ただ早期の病院受診とデング確定はとっっても重要。我が家は受診が遅れましたがタラー


もう二度とゴメンですえーん


おしまい