チェンナイは海岸沿いの街。
自然の姿を保つビーチには、海亀がやってきて産卵する。
先日、亀の放流が見れると聞いて行ってきました
場所はBesant Nagarの海岸沿い。
地元民で賑わうビーチから離れ、北に行ったところに亀の卵を保護して孵化させている施設(囲われているだけ)があります。
1月〜3月が亀の産卵シーズン。
亀の保護団体がこの期間中、
ニーランカライからベサントナガールまでの海岸沿いを夜通し歩いて亀の卵を見つけてはこの小屋の中で保護します。
およそ10kmってところかな
ボランティアも募ってるけど、すごい
中にある小さな山が一つ一つの巣。
孵化した亀をその日の夜に放流する。
団体の人が保護活動について説明してくれます。
亀を放す場所はきれいに整え、ゴミは枠外へ…
ゴミ袋に集めることはなく、枠外に放り投げるだけ
孵化した亀の赤ちゃんたちを見せて回ってくれます。
陽が沈むと、亀を砂浜へ!
亀は月の光を頼りに海に向かうので、海辺から懐中電灯で照らすと、それを目掛けて走り出します。
赤ちゃん亀にとっては大変な距離の大運動会の始まり
皆んなが見守る中、
一目散に海に駆け出す元気な子から、
どうしても違う方向に進んじゃう頼りない子まで…
最後は波と共に文字通りの大海原へと旅立っていきます。
インド洋の波の高いこと
子供たち、大喜びで一生懸命最後の一匹まで応援していました
亀は世界中のどこを泳いでいても、産卵は産まれた場所へと戻ってくるのだそうです。
毎日昼ごろ、その日に放流を行うかどうかが更新されます。
孵化前の巣も減っており、そろそろ終わるかもしれないので、必ずHPを確認して行くべきかと
しかし開始時間はHPには記載されず、
毎日時間もマチマチです
恐らく日没に合わせて行うと思われますが、
我が家は1度目に行った時はまだ明るいにも関わらず、亀の放流が終わった後でした
今の日没は18:20、私たちが見た日の放流は18:45ごろからでしたが
18時ごろには行っておくのをおすすめします
ちなみに1度目見れなかった翌日は、
ドライバーが携帯を失くしたとかで現れず
3度目の予定日も別の予定と重なり見られず
実に4度目の正直で見に行けた我が家でした
ところでこの海岸線は海の浸食によってどんどん削られているらしいです。
波が激しいからなぁ……
亀さんたちが無事に成長して帰って来れますように