異国からの出港って、なんか不思議な気がするんですよね。 ![]()
出港するまでの間、デッキで眼下の街や人々を見ていたら、隣から話声が聞こえてきた。
10歳くらいの男の子とお父さんも会話。 ![]()
「よ~く見ておくんだよ。
今回の旅で、タロー(と言っても外人だけど)が、見て、感じたことは、とても大切なことだから。この思い出をよ~く心と頭に刻 んでおくように!
はっきりは覚えてないけど、そんな感じの話だった。ゆっくりとした、優しそうな口調で。
いいお父さんだな~って思って聞いていた。
私は思わず話しかけずにいられなかった。
話しているうちに、すっかり意気投合して、もうずっと以前から知っていたかのような話し振りになってしまって・・、
なにしろ、以前ゴールドコーストに住んでいたらしい。
世界中いろいろ旅行していて、前年に行ったアラスカの話とか、いろんな国の話を聞かせてもらった。
世界制覇が夢の私にとって、とても興味ある話しばかりで、更に盛り上がっていた。
そこへ、わが夫がやってきた。
自己紹介をしている時、お互い ドイツ人 だと判明。更に盛り上がる。
極めつけは、なんと以前 ご近所同士 だったとか。すれ違いだったらしいから直接話をしたことはなかったらしいが、お互いの存在は知っていたと言う。も~、びっくり。
不思議な縁である。
船が出港した後も、話が盛り上がったということは言うまでもない。
本当に素敵なお父さんだった。10歳の一人息子と2週間のクルーズ。
ところで、その子の母さんは?
なんでも 離婚 したらしい。
で、その男の子の親権はお母さん側に。
だから普段はお母さんと暮らしているとのこと。
夏休みに2週間お父さんと二人だけで旅行なんて、
日本だったら離婚後、そういう関係を保つのは難しいよね。
でも、オーストラリアは法律で決められている。
隔週末は親権を持っていない親と過ごす。そして、長期休みの半分も。
親子は離婚しようが、しまいが、親子には変わらないのだから。
