順番が前後していましたが、ジョジョの小説版の1冊目。こちらは3部から2話です。

1話目は、既に花京院が負傷している砂漠での出来事なので、ンドゥール戦後からアスラン(オインゴとボインゴ戦)までの間、

2話目はカイロに到着からDIOの館まで(イギー不在のためペット・ショップ戦時か?)の話となっております。

 

 ジャンプブックスの小説版ジョジョは、あまりネットで評判がよくないという印象であったので、『ゴールデンハート/ゴールデンリング』と同様手をつけてこなかったのですが、そうでもないような、評判についても理解できるような…という感触です。

 

 既存キャラクターの主人公一向の人物描写に違和感がある、というのは頷けるものがありました。

花京院はもっと冷静じゃあないかな…とか。アブドゥルと花京院かなり影が薄い…。

私は、承太郎のホリィさんへの想いの描写(星の王子様など)は、なかなか見られない一面を見られないようで面白いなと思いましたが、人にとってはマザコン…マンモーニっぽく見えてしまうかもしれないので、人によっては評価が分かれるかなと…。評価があまり良くないといえば4部の映画ですが、この映画で仗助のおじいちゃんの描写が細かかったのと同じような印象を受けました。

 

 オリジナルキャラクターや、そのスタンドはかなり“ジョジョ風”に出来ていて、興味深く読みました。特に創世の書!

わたしはクリスチャンなので、当初創世記(旧約聖書の冒頭の巻。天地創造、アダムとイブ、ノアの箱舟の話などが収められている)かと思いましたが、

たぶんスタンド名はそこから取って、内容はパピルスやヒエログリフにあるエジプト神話、伝承から取ったのかなと思われます。

(旧約聖書も、出エジプト記などでエジプトが登場しますし、戦争もたくさん出てきますので多少は聖書も…?)

 1話目の兄妹も、蜃気楼の描写がなかなか細かくてイメージするのが大変でしたが、これもアニメ化すると面白そうだなと思います。砂漠の民の老人の言葉が意味深で、これがいい味出してるなと思ったり。

 

 好みでいうと『ゴールデンリング/ゴールデンハート』より上、恥パよりは下というところです。図書館で読んだけど、電子書籍があれば欲しかったな…。