アンと青春アンと青春
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 『和菓子のアン』の続編です。パッと見、『赤毛のアン』の続編かと思ってしまうタイトルの絶妙さ(笑)。(注:赤毛のアンの方は『アン”の”青春』です)

 

 前作に比べて、内容がややシビアだなぁと思ってしまいました。

 接客業・販売業とは何か、アルバイトで働くことって何なのか、震災と放射能のこと(最近の映画や小説はこれ無しには書けませんね…)、そして将来の不安について書かれているように思いました。

 「女子の節句」の蓬莱は身近な話だったのかな、というところです。ただ、わたしは姑がいないし、親からも孫の催促はありません。が、遂にこの間、祖父からの年賀状に「曾孫は…」と書かれていたようなのですがガーン(実家に帰っているので、自宅に届いた年賀状をまだ見てない)。

 みんな色んな考え方があるのに、それを表向きに出して騒ぎ立ててしまうことと、それに対しての反感、のようなものが全体的に見えました。

 あとは見掛けで人を選んじゃうことの重たさというか。わたしもアンちゃんと同じくよく道をきかれるので、人の良さそうに見えるところは長所だと思っていました。ところが、病院に勤めている間、自分とは一切関係のないクレームに捕まってしまうことが多く、この長所が裏目に出ることの悔しさを思いました。「何でも言いやすい」「弱そうに見える」ということだったんですね。

 だから、そういうところでは「分かる分かる」と読んでいたのですが、けっこう仕事のことを思い出してストレスになった部分もあったので、前作と同じ感じでは読めませんでした。結局立花くんが抱えていたものが、わたしにはよく分かりませんでしたアセアセ そういうこともあって、けっこうモヤモヤした終わりに感じてしまったなぁというところです。

 でも、これを機に他の坂木作品も読んでみたいなぁと思います音譜

ただ、わたしは抑鬱なので、あまりシビアな内容はパスなので、マイペースに読んでいきたいと思いますショボーンタラー