とはいえ、救急車を呼ぶことにはとても抵抗がありました。
本当に私の症状は、緊急性のあるものなのか?
タクシー代わりと思われないか?
運ばれても、受け入れてくれる病院はあるのか?
いろんな思いが頭の中をぐるぐる回りました。
でも、思い切って助けを呼ぼう!
もう一人の自分がいました。
家族に救急車を呼んでもらいました。
私は居間に横たわったまま、救急隊員の方の到着を待ちました。
顔は見えなかったけど、救急隊員の方の
「大丈夫ですか?」という力強い声に私はこれで助かる…
そう思ったら涙が出てきました。