今日俺は真司郎と会う約束をしてる。
あるレストランで。
でもそこには
実彩子?
実彩子と真司郎がいた。
二人とも深刻な顔をしている。
與「あ、にっしー」
宇「えっ」
驚いた顔で実彩子が振り向いた。
俺は今すぐにでも実彩子に抱きつきたかった。
けど我慢。
與「決心ついた?」
宇「う、うん。」
俺には何のことかわからない。
與「そうか」
宇「ごめんね真司郎」
西「何が?」
與「俺、振られたんや」
西「え?」
與「だから、今実彩子に振られたの」
真司郎の言ってることがわからない。
與「簡潔に言うと実彩子ににっしーの事を選んだってことや」
えっ。
宇「真司郎....」
西「実彩子ほんとなの?」
宇「、、、」
與「俺知ってたで実彩子がにっしーの事ばっかり考えてたこと。」
宇「え?」
與「だって実彩子いつも携帯見てるん。しかもどこに行ってもにっしーにっしー言っとたから」
実彩子....
西「そうなの?」
宇「ごめんね....本当に...グスンッ」
與「実彩子が泣くなや。泣きたいのは俺やで?(笑)」
真司郎.,
宇「真司郎...ウワーン」
與「ここからは二人で解決してな。じゃぁ俺行くね」
本当にありがとう。
いつも俺は真司郎に助けてもらってばっかりだな。
西「実彩子」
宇「ん?グスンッ」
西「俺やっぱり実彩子が好きだよずっと」
やっときちんと言えた。
宇「隆弘....」
パカッ
宇「えっ」
西「これ、受け取ってくれないかな?」
俺はあの時渡せなかった指輪を差し出した。
宇「ほんとに私でいいの?」
西「もちろん」
宇「私1回隆弘の事捨てたんだよ?」
西「知ってるだからこそだよ」
宇「え?」
西「一回別れてもやり直せるんだからこれから先もずっとそうでいられる俺達何年付き合ってたんだよ」
宇「そうだよね...グス」
西「イチからやり直そう。」
宇「うん!」
そう言い俺は実彩子に指輪をはめた。
