ポポは、川を渡るのが好きだ。
正確には、「川に渡した橋を通るのが好き」と言わなければいかんのだろうが、ニホンゴはそんなカタイことを言わない言語である。
車に乗って、川にかかった橋を通る(なんだかくどいぞ)たびに「これは川。海とちがう」と一人、納得している。
先日、小さな運河を渡ったとき、いつものことながら
「これは川やなあ」とつぶやいていたポポ。
「うん、そうやなあ」と生返事をしたオトナに
「あ、ちがうで。これは落ちる川や」と教えてくれた。
現物を確認できなかった(運転中だった)ので、何を称してそう言ったのか、正確にはわからない。
たぶん、小さなダムとか滝とか、そういうものに見えたんだろう。