スジエビ の飼育と繁殖と混泳について | チェリーの熱帯魚とエビログ

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レッドビーシュリンプ・チェリーシュリンプの魅力に取りつかれ、水槽生活をスタート。熱帯魚にもハマリ、ベタやアピストグラマの繁殖にもチャレンジ。ビオトープでのメダカ繁殖、海水水槽と、アクアリウム全般に関する日常の出来事をつづっています。

おはよーございます。デレデレチェリーです🍒

今日はスジエビ の飼育について。

去年の夏に川で採取したスジエビ を
大小混ぜて6匹ほど試験的に水槽で熱帯魚と混泳させていました。

そもそも同じ場所で採取できるんだから共存できるんじゃない?と思い同じ水槽にいれたのがきっかけなんですが、半年飼ってみてわかったこと感じた事を書きます。


スジエビ はミナミヌマエビやヤマトヌマエビと違いテナガエビ🦞の仲間なので肉食のイメージが強く、熱帯魚やほかのシュリンプを攻撃するんじゃない?という印象があり、なかなか水槽に入れるのをためらう方も多いのではないでしょうか。



ホワイトタイガーのような綺麗な縦縞が印象的なスジエビ 。

実際水槽で、ほかの熱帯魚やヌマエビと混泳して飼ってみた結果。

意外といいんじゃない?

ってのが、率直な感想です。


まず、メリット



思ったほど攻撃的ではない。
他の魚が、攻撃されているところは見た事がありません。

寿命やらで死んでしまった魚の死骸を食べているのは見たことがありますが、スジエビ の仕業で殺されたとも考えにくく、ヒレなどを切られたということもありません。

ミニマム級のコリドラス・ハブロースス
さんでも、仲良く?混泳しております。

メダカやベタなどからも、つついたり、つつかれたりする事もうちの水槽ではないです。



あと、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビは、大体、水草などの陰に隠れて、コソコソ、ツマツマしているのがほとんどですが、スジエビ は自信過剰なので隠れません。笑

なので、いつ水槽を見ても、見えるところを餌をさがして歩きまわっています。

魚のフンも食べるし、コケも食べているようです。
もちろん、シュリンプ用の餌も食べますし、動きが可愛いです。

なので、鑑賞にはもってこいかと。

ビーシュリンプやら、チェリーシュリンプのような鮮やかさはありませんが、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビよりは観てて楽しいです。

なので、個人的には、
ミナミヌマエビを飼うよりも観賞的で好きかもしれません。

あと、繁殖については、まだ水槽内で抱卵個体を見たことはないのですが、wiki調べによると


スジエビ類は発生に塩分を必要とせず、ミナミヌマエビと同じく閉鎖した淡水でも繁殖できるが幼生期は淡水中での生存率が低下すると報告されている。希釈海水中で高い生存率を示すが、100%海水中では生存しない。

とありました。
海とつながりのない、池のみで繁殖してるものも多いので、普通に繁殖も楽しめるかと思われます。



ただ、1つデメリットが、
ミナミヌマエビと貝(カバクチカノコガイ)がうちの水槽内では減りました。

攻撃してる所は見たことがないのですが、
死骸をつついてるところはたまに見かけます。



普段は仲良く?してるのですが、

脱皮後の柔らかい時?とか、弱ってるときなんかに襲ってるんでしょうか。。

スジエビ が食べてるのが原因かどうか確証はもてませんが、ミナミヌマエビが当初の数より減ってるのは事実です。


感覚的に半年でミナミヌマエビが20→10匹くらいの減少です。そんなに、短期間に劇的に減ってるわけではないですが、生存競争ではスジエビ が強いようです。


確かにミナミヌマエビやヤマトヌマエビの方がコケ取り能力はあるので、甲乙はつけがたいですが、

個体の大きさ、大きいものはヤマトヌマエビより大きいですし。

あと値段の安さ!(スジエビ は、釣り餌用として、釣具屋で100匹、300-500円くらいで売ってるので)

で考えると、全然ありかなと思いました。


なんであまり、熱帯魚やで売られてないんだろう?
そんなにどう猛でもないのになー。

とゆーのが、半年飼ってみた感想です。
もし、飼育を検討されてるかたがおられましたら参考にして頂ければと思います。





最後に本日の水槽の様子




水草を種から育成中のサブ水槽


だいぶ伸びてきました。



もー少ししたら水入れできそーです。
ではでは、このへんで。ちゅー