ここ数日思う所があり,
片っ端から教育関連の書籍を読んでいます。
先日の木下先生の講演が良い刺激となり,
なんとか生徒の学力を伸ばせる
「正攻法」はないかと模索している感じです。
どんな生徒だってきっと伸ばしてあげられるはずです。
その中でたどり着いたのは,やはりというか
当たり前ですが生徒自身の「心の在り方」だという答えです。
そして最近のわたしの勘違いは
「心の在り方」は生徒が作り出すものだと考えていたことです。
実はその心を作ってあげることこそが,
周りの大人の役割だと気づいたのです。
例えば塾に遅刻してくる生徒がいるとします。
この生徒にわたしは「なぜ遅刻をしたのか?」と問います。
すると生徒は「昼寝をしていて寝坊しました」と答えました。
そこでわたしは「なぜ昼寝をするんだい?」
「もう受験が迫ってきているのに,呑気に昼寝なんてするな。」
「とにかく時間を守って,必ず時間通りにくるようにしなさい。」
「今日は休み時間なしでぶっ続けでやっていくように」と言います。
生徒は「はい、わかりました」と答えますが,
2週間後また同じように昼寝をし,寝坊をして遅刻してきました。
今までのわたしならば,こういう場面で
「この生徒の意志が弱いからこうなってしまうんだ」
「もっとしっかりと心をつくってもらいたい」と願い,
「しっかりしろ」と伝えるだけでした。
しかし,よくよく考えてみればその心の作り方が
わからなかったから生徒は昼寝をしてしまうし,
塾に遅刻をしてきてしまうのです。
生徒には「正解」がわからなかったんです,心の。
ですから,本当ならば生徒と一緒に考えて
しっかりと明文化しながら対応を
決めていかなければならないのです。
心がしっかりと準備万端になれば,
あとはその上に学力を乗せていく。
一見遠回りのようですが,
人生を豊かに過ごすためには,
必要不可欠なことですよね。
全員でがんばります。
かしこ