2020年に教育改革がなされることは,
周知のことだと思います。
では何がどのように変わるのか,
それを詳しく知っている保護者の方は
案外少ないのではないでしょうか。
そもそも「何が」変わるのか?
これは細々した事まで含めると
非常に煩雑になりますのでざっくりと言わせてもらうと
「大学入試のシステム」が変わるということです。
今,行われている「大学センター試験」が廃止され,
「共通テスト」というものが導入されてきます。
これまでの「詰め込み式教育」から脱却し,
世界で通用する「柔軟な思考ができる教育」へと
シフトチェンジしていくのです。
日本の大学生は,世界の大学生と比べると
学力が著しく低いというのはご存知でしょうか?
学力,というよりも「学習意欲」と言ったほうが良いですね。
他国の大学生は自分が興味を持った分野を,
徹底的に(自分の意思で)研究し,発表しています。
というか,そのために大学へ進みます。
しかし,日本の大学生は単位を取ることに固執し,
社会に出てから自主性を学ぼうとしているのだとか。
言い方は悪いですが,大学にとりあえず行っている人が,
少なくないということです。(もちろん例外の人もたくさんいる)
それでは即戦力にはならず,「社会人1年生」
なんて言葉もあるくらい頼りないんですね。
他国の学生は自分が即戦力になることを売り込みます。
そして夢に向かってバンバン転職をして
キャリアを積んでいきます。
この差を日本の偉い人たちがようやく気づき,
やっぱりどうにかしないとまずいよね,となったわけです。
詰め込みからゆとりへ。
ゆとりからアクティブへと移り変わったことになります。
どういう能力が求められているかと言うと
「知識・技能」だけでなく,
「思考・判断・表現」という力です。
ただマニュアルに沿った作業をするのではなく,
自ら考え,自ら行動し,自ら発信する能力ってことです。
とても大変なことをやろうとしているのは,
みなさんもお分かりだと思います。
ただ,今ここではじめなければ,
日本の子どもたちはどんどん
世界から遅れていくことになります。
「考えるのめんどくせー」なんて言ってられない
そんな世の中になっていくのです。
(もうなっていますね)
そのためにもまずは自分を表現する力。
そして,何をしていきたいのかを決める力。
これを培っていくことからはじめれば良いと思います。
「何がしたいかわからない」では通用しない。
「とりあえずこれやってみよう」というアクティブさが
求められる時代になってきているということです。
現中3生から新体制の大学入試になります。
今から出来ることをやっていきましょうね。
かしこ