今朝,娘がわんわん泣いていた。

 

涙はおろか,鼻水まで垂らしながら,

声を上げては泣き,鼻をすすってはまた泣いた。

 

理由は30分前にさかのぼる。

朝ごはんを終えて,

幼稚園の準備に入る時間だ。

 

朝食後,全員でやることを確認し

目標タイムが設定される。

 

娘のやることは8時15分までに,

歯磨きとお着替え,あとはネームを付けること。

 

発表したときの時刻は7時50分。

いつものペースを考えれば

余裕の持ち時間だ。

 

しかし,娘はソファーでくつろぎながら,

のんびりと「おかあさんといっしょ」を鑑賞している。

 

「針が3まで(15分まで)だからね」

一応声をかけてみる。

 

うん,わかってるよ。

一応生返事が返ってくる。

 

時刻は8時13分。

刻一刻とタイムリミットが迫ってくる中,

娘がようやく動き出した。おもむろに。

 

8時15分。

歯磨き,お着替えまでは終えたが,

まだネームとリュックの準備が出来ていなかった。

 

娘に

「それでは今日の幼稚園はお休みです。

もう準備しなくていいから,部屋着に着替えて」

と申し付けた。

 

娘ははっとして「いやだ,いく」と言い返してきた。

 

「だめだ。今日は幼稚園お休み。お約束だから」

感情を押し殺して,淡々とその事実だけを伝える。

 

事前に「準備が出来なければ幼稚園には行けない」と

お約束してあったのだ。

 

このお約束はどんなことがあっても反故にはできない。

なぜならば,わたしと娘が交わした正式なものだからだ。

 

娘は事の重大さにようやく気づき,泣き出した。

「ごめんなさい~つぎからしっかりやります~」

泣きながら健気に言ってくる。

 

わかったよ,じゃあ明日からそうしようね。

でも,今日はだめ。お休みだ。

 

そのやり取りを見ていた奥さんが,

すぐさま幼稚園に欠席の連絡を入れる。

 

本来なら,

このようなことで欠席するのは

駄目なことだと思う。

そう簡単に休ませてはいけないと思う。

 

ただ,ここをうやむやにしてしまっては,

今後の娘との信頼関係にも影響が出そうだったので,

「約束は約束」を徹底した。

 

夫婦で取り決めているルールのひとつが

「子どもたちとの約束は必ず守る(守らせる)」

なのだ。

 

今回の一件はもちろん,心苦しい。

妻も同じ気持ちだと思う。

 

会津には昔からの掟がある。

「ならぬものはならぬ」

 

先人の教えどおりだ。

 

明日から9月。

気持ち新たに頑張ってもらいたい。

 

かしこ