このタイトルを聞いてピンと来る方、
あなたはなかなかの音楽通ですね。

これは,モーツァルトの代表曲でして,
誰もが聞いたことのあるメロディだと思います。



さて,今回はこのクラシックとは関係がなく,
本のご紹介です。

今年の本屋大賞ノミネート作品の中の
『アイネクライネナハトムジーク』(伊坂幸太郎著)は
まさにこの楽曲になぞらえたタイトルを採用しています。

でもまあ,読んでいただけるとわかりますが,
それほど関係はなさそうかなとわたしは感じましたが,
その感想は読む人それぞれの感想ではありますよね,きっと。

今回の作品は伊坂作品にしては珍しく「恋愛」を随所に絡めており,
たいへん読者に親近感を与えてくれる内容になっています。

様々な登場人物が織りなす人間ドラマと,
それが所々で交わる時,読者者は「はっ」と気づかされるという
このあたりはいつも通りの展開です。

今回は時間軸のズレもそれほど多くはないので,
特に相関図を書かなくてもわかるかと思います。

非常に魅力的な人物が多いですが,
中でもわたしは「織田一真」というキャラがお気に入りです。

毎回同じようなキャラがいますけど,
ずけずけ物を言うくせに随分それが的を射てて,
文句は言われることがあっても,嫌われることなく
「うるせえ,いいんだよ,そんなこと。」と
半ば強引に物事を進める感じ,とても好きです(笑)

さて,その内容は伏せておきますが,
なかなか面白い場面も多く,オススメ作品です。

最後の最後に意外な人物が絡んできて,
わたしは少しうるっとしちゃいました。

是非,興味があるかたは読んでいただけたらな,と思います。

そう言えばちょっと前に
「アイネクライネ」(米津玄師)という曲があって,
結構好きだったのでこれも貼っておきます。



かしこ