唐突ですが,わたしは雪のにおいがわかります。


厳密に言えば,どこか近くで雪が降っているのが

においでわかる,ということです。


朝,玄関から家を出た時に鼻を通り過ぎる空気のにおいが

冬のそれを感じさせるのです。


鼻先でそのにおいをキャッチすると

「おっ,いよいよ冬将軍のおでましか?」と

なぜか心躍る気分になります。


みんな持ち合わせている能力だと思っていましたが,

周りの人に聞いても理解してもらえるのは1割程度なもので,

ひょっとしてこれは特殊能力なのかも知れません。


こういう公の場に書いてしまうと,いろいろ面倒な事になるのではないかと

少し不安をおぼえてしまうというものです。


ある日突然「日本気象協会」とかから,それっぽい人が家に訪ねてきて,

どうか我々に協力していただけませんか?などと頼まれないとも限りません。


頼まれごとは試されごとが信条ですから無下に断ることもできず,

よしじゃあやってみっかと結構乗り気になってテレビとかに出て

「明日は会津若松で今シーズン初の雪になるでしょう」と棒っぽいものを

振りながら解説し,最後にドヤ顔で「そう,すべてはにおいが教えてくれるのです」と

視聴者に向け指をさし,その決め台詞が今年の流行語大賞にノミネートされ,

クリスマスの特番に呼ばれれば,司会者っぽい人が「東京に雪はいつ降りそうですか?」

というべたなふりにわたしはドヤ顔で「今でしょう」と両手を前にだし,林先生に

「それ,私のですから」とツッコミを入れられている姿を見た視聴者が

「あいつ何調子にのってるんだ?」とやっかみの声を上げ始め,このブログも

いつの間にか炎上し,わたしはその火消しにやっきになり,疲労困憊してしまう。


などという場面を想像するとぶるっと震えが来てしまいます。


しかし,よくよく考えてみると,わたしのこの「におい予報」は

ほとんど当たらないのです。(てへぺろ)


奥さんもすでにそれは心得ているようで,今シーズンになって

「おっ!雪のにおいがする!」と言った時に「でたよw」と完全に

はずれた感をだしまくります。


まあ,結局どこも雪は降っていないようなので外れているんですけどね。


一体あのにおいは何なんだろう・・・?もしかして・・・


ロシアとか,カナダとかの雪のにおいなのかな・・・


そうなると「世界気象協会」とかいう(以下妄想のため割愛)


かしこ