国語力には大きく分けて3つあると思う。


(1)読む力


(2)書く力


(3)伝える力


ともすると母国語なだけに

「国語は楽勝だぜ~」と思われがちだけど,

実はそこまで簡単な話ではない。


入試科目にもなっているだけに,対策をしなくては

なかなか点数を取るのは難しいだろう。


入試の対策にはいろいろあるけど,どれも付け焼刃的にはいかず,

習得するまでには相当時間が必要だ。


しかし,多くの生徒みているとそこまでの域にも達していない,

つまりは,対策以前のレベルで右往左往している生徒が非常に多い事に気が付く。


簡単に言ってしまえば,文章を全く読んでいないということだ。


現代社会では本を読まなくなった,などと言われているが,

実は昔以上に文章に触れる機会は多いのでは,と思う。


メールのやり取りや,小中学生が気軽に読める文庫本も非常に多くあり,

文章自体を目にすることは日常的である。


それなのに文章読解が弱い生徒が急増しているのは,

どうしてかというと,恐らく音読をしなくなったからではないかと思う。


昔は音読の宿題やら,授業中に「気持ちを込めて読む」という課題がわんさかあった。


そのために,この文章はどのように読めばいいのか,

また,どういうことが書いてあるのかを即座に分析し,

その場面にあった読み方をしていた。

(むろん,そんなこと意識してやってはいなかったけど)


今の生徒たちは音読が非常に弱い。


ためしに読んでもらえばわかる。


いかに文章を読まずに,字面だけを追っかけているのかを,だ。


だからこそ,絶望せずに,根気よく音読をさせいけば,

少なくても入試対策レベルの国語力まではたどり着けると思う。


そして,そこからが国語の勉強なのだ。


かしこ