日本勢のメダルラッシュが続いている。


不振だ,不振だと言われ続けていた柔道の女子で

ようやく松本薫選手がメダルを獲ってくれた。


しかも,最高に輝く金色のメダルだ。


彼女は日本国民の期待と希望をすべて背負って

決勝の舞台に立ったことだろう。


先日行われた北島選手の100m平泳ぎ,

結果は惜しくも5位とメダルには届かなかったが,

それでも決勝に残っただけでも凄い事だと思う。


それなのにインタビューワーは

『惜しくもメダルには届きませんでしたが,今回の結果はどうですか?』

とずいぶんぞんざいな質問をぶつけていた。


まずはお疲れさまでした,とかねぎらいの言葉があってもいいと思う。


近代オリンピックの父と言われるクーベルタンは

『オリンピックは参加することに意義がある』と言っていた。


あの舞台に立っている選手一人一人にドラマがあり,

出場するために必死に頑張ってきているのだ。


北島が金じゃなくても,南アのファンデルバーグが

世界新を出して金メダルを獲ったではないか。


もちろん,自国選手の活躍を望んでいるのは確かだけど,

もっと周りに視野を広げてみれば,世界中のトップアスリートの

最高のパフォーマンスがあることに気が付くだろう。


「メダルが獲れませんでしたが」という聞き方は,

ただの自己中心的な思想でしかない。


ずっと前に出場していた水泳のムサンバニ選手の事が頭に浮かんだ。


出場する事にまず意味があるのだ,やっぱりオリンピックは。


これからも選手たちの素晴らしいパフォーマンスを

大いに期待している。


かしこ