塾講師をやるようになってから,
色々な事に気づかせてもらっている。
その中の一つが『細分化』である。
おそらく一般的に塾講師の仕事は,
生徒に勉強を教えるものだと認識されていると思う。
無論,教えるのは仕事の一つだけど,
実を言えば,それはほんの一部分でしかない。
教えているだけで,生徒の成績がぐんぐん伸びてくれれば,
そんな楽な事はないだろう。
もしそれだけで上がるのならば,塾に通っている生徒みんなの
成績が上がって当たり前になる。
どこの塾でも授業は必ずしているはずだから。
だけど,現実にはそうはならない。
塾に通っているにも関わらず,
成績が伸びていない生徒は予想以上に多いのだ。
そこで必要になってくるのが,
生徒の現状と目標のギャップをしっかり把握して,
目標達成までのプロセスを細分化する作業だ。
この子はここら辺までならできそうだ。
あの子はひとまずここをクリアさせよう。
そんな細分化を塾生全員にしていく。
わたしたちも,ただ教材をあてがうだけじゃなく,
声掛けや動機付け,叱り方など結構細かいところまで細分化している。
生徒一人ひとりに合った指導・目標設定があってこそ
学力の伸びというは実感できる。
これからは授業をする事自体,
塾の仕事ではなくなってくるかも知れない。
例の『光の道』政策が実現されれば,
各世帯に超高速ブロードバンドが常設されることになる。
物好きな人は,教科書ごと,教科ごとの指導を
無料で動画として流し始めるだろう。
(現に今でもそういう方はいる)
授業がウリです。
と胡坐をかいていたら,一気に足元をすくわれそうだ。
もっと根本に目を向け,
子どもたちのために何ができるのか,
更に考えていこう。
かしこ