先日の夜,車で街中を走っていると

なんとも懐かしい響きが聞こえてきた。


『火の~よう~じん』 カンカン


しーんと静まり返った住宅街だった事もあり,

小気味よく鳴り渡っていた。


昔は冬場になると,各家庭持ち回りでやっていて

わたしも父親の後をついて回ったの思い出した。


師走の寒空の下,

父親と今年の出来事など話しながら歩いた。


鼻のあたまは赤くなり,吐く息もずいぶんと白かったけど,

なんだか温かい気持ちであったと思う。


今,思い返してみてもやはり心地よい思い出だ。


話を現在に戻そう。


信号待ちで車を止めて,その拍子木の音に耳を澄ます。


ラジオから久石譲作曲,天空の城ラピュタのテーマソング

『君をのせて』のオーケストラバージョンが流れていて,

妙にそのメロディと拍子木の高音のリズムがマッチしていた。


こんな静かな街角にだって小さな感動が隠れているだな,としみじみ。


今週もがんばろう。


かしこ