龍馬伝はどうやら11月一杯までらしい。


11月28日(日)の放送が最後,いや最期のようだ。


そりゃ早過ぎぜよ。。。。


残り少ない龍馬魂を,特と堪能しよう。


さて,今回は大政奉還とはなんぞや?というお話し。


まずは時代背景を簡単に説明しておこう。


江戸時代に限らず,武士が登場して以来

天皇(朝廷)中心の政治から,

武士(幕府)主導の政治へと移り変わった。


天皇(帝)を尊敬賜っていても,権力はずっと幕府が握っていた。


江戸幕府も例外ではなく,1603年に幕府を開いてからは,

ほぼ全ての政治を,実務を担ってきた。


幕末になり,倒幕の気運が高まるとさすがに幕府も焦った。


このまま権力を持ち続けていたならば,

確実に武力倒幕が実行され,

煙火の中で滅びゆく道しか残されておらぬ。


しかし,武士の気質して,逃げるのは恥とされ,

文句があるならかかって来い!ぐらいの感じで

戦いの緊張がぴーんと張り巡らされていた。


龍馬の倒幕は武力ではなく,和平のうちに権力の看板を

下ろしてしまえ!という案,それが大政奉還なのだ。


これには武力倒幕を掲げる薩摩・長州は反対し,憤慨した。


なぜ,そんな生ぬるい案を持ち出すんだ!と。


龍馬にしてみれば,武力戦争になったとき

一番被害を被るのは江戸町民はじめ,日本人だと考え,

そして,一番喜ぶのはイギリス,フランスなのどの諸国だと考えた。


清のように,列強に侵略される恐れがあると説いたのだ。


この大政奉還案は土佐藩から幕府,将軍・慶喜公に提出された。


慶喜は苦渋の選択を迫られる。


家康伝来,260年続いたこの政権を,

自分の手で幕引きするのか。


それとも,家臣共々激動の戦火に飛び込むのか。


孤独の将軍,徳川慶喜は

満月を見上げ,己のプライドを脱ぎ捨てる覚悟をする。


二条城に名だたる諸大名を集め,そして宣言するのであった。


大政奉還。


間違いなく日本の歴史を変えた出来事である。


かしこ