読書の秋とはよく聞くフレーズだけど,
別に秋じゃなくても読書はできる。
ただ,秋は読書に適している事には変わりはないから,
やっぱり『読書の秋』という言い方は趣があってよろしい。
さて,いきなりお恥ずかしい話しだけれど,
わたしは読書を始めたのが随分と遅い。
本来,小・中学校の義務教育期間か
もしくは高校時代ぐらいには始める方が多いだろう。
しかし,わたしが初めて読書らしい読書をしたのは
大学時代という,おおよそ遅すぎるぐらいからスタートした。
その本は今話題の龍馬を題材にした
『竜馬がゆく』(司馬遼太郎著)
である。
文庫本で全八巻(注:金八巻ではない)だったので,
長編の部類に入ると思う。
それでも,あまりにも面白すぎて一気に読了してしまった。
良質の本のすごいところはそこからで,
一気に読み上げたのに,また,すぐ読み始めたくなるところだ。
竜馬がゆくは本当に飽きもせず,
繰り返し,繰り返し読んでいる。
司馬先生の筆技をもってすれば,
ハナタレ大学生に読書を始めさせるのも簡単な事だったようだ。
ipadやキンドルのように,どんどん電子書籍が登場する時代にはなったけれど
やはり,竜馬がゆくは紙ベースの文庫本で読みたい,そう思う。
読書の飽きはまだまだ先のようだ。
かしこ